パリから列車で2時間半ほどの所にある人口約25万の街で、
LRTで有名なストラスブールからは列車で1時間程の所にあります。
ナンシーでは2000年からボンバルディア社のTVRガイドウェイバス
(3車体連接の全低床形)が使用されています。
この車両は、通常のバス同様ハンドルを使って操作する区間と、ゴムタイヤの
間に付いた金属車輪を道路中央にあるガイドレールにかみ合わせて走行
する2通りの方式が可能となっています。
しかし、この金属車輪が左右に振動し、けたたましい音が響き渡ると言う問題
があります。
また、制御方式についても、駆動機器はVVVFインバータによる交流モーターが使用
されていますが、集電方式が架線からトロリーポールによるものと、ディーゼルエンジンに
よる自家発電方式の2通りがあります。
2000年に開通した同路線は、開通後問題が発生したため
1年間にわたり運行を休止していましたが、2002年復活しました。
しかし
2002年時点では、非電化・電化のガイドウェイ無し区間、非電化・電化のガイドウェイ有り区間の
4通りの運行形態があり、試験的要素が多くなっています。
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(Essey Mouzimpreにて)
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路線図 (写真をクリックすると高画質写真が開きます。)
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(Essey Mouzimpreにて)
Essey Mouzimpre(終着停留所)の一つ手前からガイドウェイがあり、
ターミナルはLRT専用になっていました。
また1編成分は歩道側がかさ上げしてありました。
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3両目。タイヤ付近にこすり傷が見える。
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2両目
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(Gerard Barrois Stade Marcel Picotにて)
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(Gerard Barrois Stade Marcel Picotにて)
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ガイドレールの入り口
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LRTの専用路
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Essey Mouzimpreを出ると次の停留所付近でガイドレールが無くなり、
Gerard Barrois Stade Marcel Picotで再びガイドレールに入る。これ
までの区間は特に専用軌道と言うわけでは無いので、一般の車と同じ道路
を走行するが、ガイドレール進入部付近は道路に写真のようなペイント
がありました。
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(Point Centralにて)
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(Point Centralにて)
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(Point Centralにて)
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SNCF線ナンシー駅へ向かうこの通りは完全にトランジットモールと
なっていました。またこの区間では、停留所付近の軌道の位置を下げ
歩道を水平に保ったまま、車両との段差を無くす工夫がされていました。
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(Nancy Gareにて(SNCF線ナンシー駅前))
駅前区間のS字カーブ。狭い場所での急カーブ
も楽に越えられると言う、ガイドウェイの特徴がよくわかります。
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