バッドシャンダウ
その1訪問:2004年11月


ドイツ東部ドレスデンから電車で1時間ほどの所にある小さな鉄道です。
路線はDB線の駅から川を渡った反対岸から山へ向かって敷設されています。
車両は、かつて東ドイツ各地で見ることのできた2軸トラムと、オープンデッキ形の古典トラム が使用されています。

私が訪れた時は観光シーズンではなかったため、本数も2時間に1本とかなり少なく、 電車も1両で、走行写真を撮るのに苦労しました。また1番電車も10時だったため、 張り切って8時頃到着した私はすっかり待ちぼうけをくらってしまいました。

帰りがけに1つハプニングが起こったので、今後バッドシャンダウを訪れようと 思っている方が同じ失敗をしないように私の失敗を紹介したいと思います。 お昼頃、トラムの写真を撮り終え、ドレスデンに帰ろうと駅でピルーナ行き(ドレスデン方向) の電車を待っていた時の事です、駅の発車案内板には「1番線・13:00・ピルーナ行き」 と書かれているにも関わらず、いつまで待っても電車が来ず、気が付くと 案内板には次の電車が表示されていたのです。 一体何が起こったのか分からず、近くに居た人に「ピルーナ行きの電車は?」と聞くと 「NO TRAIN(ノー トレイン)」と言われてしまいました。よく聞いてみると、 電車は工事のためか、乗客が少ないためなのか分かりませんが、朝ラッシュ時以降は 全面運休との事で、日中はバス代行となっていたようです。 結局私は1時間待ったあげくに、電車で30分のところをバスで1時間、計2時間 掛けて帰るはめになりました。 当日は小雪まじりの寒い日で、バスを待つ1時間は本当に辛かったです。 みなさん、事前リサーチはしっかりしましょう! 余談ですが、バスの運転手はなぜか半袖、バックミラーには可愛いキャラクターを沢山吊り下げ しかもドイツのバスはカーラジオ付いているんですね、 ラジオ聞きながらノリノリで運転していました(まさにマイカー状態)。 しかも、最後ピルーナ駅到着間際、鉄道の高架橋にバスの屋根をガリガリ擦るも、 無視して運転するなど、ドイツで初のバス旅は楽しい!?ものとなりました。









トラムの乗り場はDB線の駅から川を渡った対岸にあります。
乗り場までは徒歩で約40分とかなり離れていますが、駅前のバスターミナル からバスもあるようです。
私が訪れた時は朝早すぎたようで、バスどころか、 人っ子一人居ない状態で、仕方なく歩きました。


街の中心部の様子



右がDB駅、左が中心部






トラム乗り場、中心部から山側へ少し入った所にある、 公園の片隅にあります。


停留所脇の側線には客車が2両留置されていました。(Bad Schandau Stadtparkにて)


到着した1番電車(Bad Schandau Stadtparkにて)


(Bad Schandau Stadtparkにて)


団体客用に臨時増結


(Bad Schandau Stadtparkにて)




2つめの停留所近くには車庫があり、庫内には数両の 動力車が、庫外には1両だけ客車が留置されていました。 また、トラムの車庫の隣にはバスの車庫も併設されていました。


(Bad Schandau Waldhauselにて)


(Bad Schandau Waldhauselにて)


(Bad Schandau Waldhauselにて)




この路線は全線に渡り山間の渓谷に沿って走る 道の片隅を走行しています。









終点のLichtenhainer Wasserfaの駅前には 数軒の建物や店があるものの、山の中には変わりなく、 周りにはなにもない寂しい感じの所です。


(Lichtenhainer Wasserfaにて)


(Lichtenhainer Wasserfaにて)


(Lichtenhainer Wasserfaにて)


(Lichtenhainer Wasserfaにて)


(Lichtenhainer Wasserfaにて)


(Lichtenhainer Wasserfaにて)

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